14万人が加入する山岳避難対策制度「ココヘリ」がファン会員数を伸ばし続けている理由
2023. 08. 17
インタビューみなさんこんにちは!アカウントエグゼクティブの芳賀です。
今回は、14万人が加入する山岳避難対策制度「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社の秋山さんに、弊社とのお取組みである「ファンサーチ」の効果や今後の課題についてお話を伺いました。
・ココヘリは会員制ヘリ捜索サービス
・山の安心のすべてがサービスに含まれており、年間550万円までの捜索を実施するだけでなく第三者への賠償責任保障などの付帯保険も含まれます。
・その他安全登山学校や施設でのココヘリ義務化、定期的なサービスのアップデートなど登山者に寄り添った事業を展開しています。
参考:https://www.cocoheli.com/cocoheli-sub
今までのマーケティング活動の中でどのような課題をお持ちでしたか?
秋山さん:これまで純広告一本でマーケティング活動を実施していました。
ただ、弊社が「遭難」という社会課題を解決するためのサービスを提供している以上、単純に会員を増やせば良いという訳ではなく、よりリスク管理への意識の高い方に会員になっていただく為にはどうすれば良いのかというところを考えていました。
そんな時、サービス提供者からの情報発信だけではなく、山登りという「共通の趣味」を持つ方からの情報発信が必要なのではないかと社内で話が出ました。
ただ、社内メンバーのみで施策を実施することは難しいと考え、御社へご相談しました。
弊社の「ファンサーチ」にはどのような効果を期待されていましたか?
秋山さん:サービスの内容を正しくお伝えし、想いや理念に強い共感していただける方への広がりを期待していました。
そのような方に発信いただくことで、その先のフォロワーや共通の趣味を持つ方にも同じ想いで会員になっていただけると考えていたためです。
芳賀:秋山さんの想いを伺い、弊社では「山登り」を趣味にしていて発信力のある方をInstagramでリサーチ。サービスについて正しくご理解いただくため、本人と話した後、サービスに加入した感想を投稿していただきました。
実際にこの取組みを始めてからどのような効果がありましたか?
秋山さん:ファンサーチは1年間の継続施策として実施しました。
そのため、ココヘリフレンドをはじめとする皆さんの定期的な情報発信のおかげで、サービスの認知度が上がったと実感しています。
また、今まではどのような方々が使っているのか、ぼんやりとしか分からなかったのですが、具体的に見えてきたというところも良かった点です。
発信者のクリエイティブは質も高く、サービス内容やメリットを正しく伝えていただけました。
洋服やギアなどの商品ではなく「リスク」という目に見えないサービスを紹介してもらうのはとてもハードルが高いです。
しかし、発信者の方へ丁寧にご説明いただけたことには、とても感謝しています。
最後に今後の「ファンサーチ」へ期待することを教えてください。
秋山さん:「ココヘリフレンド」というコミュニティの輪を広げていきたいです。
おかげさまで「ココヘリ」自体の認知度は高まって来ました。
次はこのコミュニティ自体の認知度をあげることで、より社会に貢献できると考えております。
山のリスクに対する備えは、年齢や経験問わず重要でこれからも普遍的なものなので、「ココヘリフレンド」のコミュニティを通じて発信し続けていきたいです。
芳賀:ありがとうございました!これからも全力でお手伝いさせていただきます!
★ココヘリフレンドとは
ファンサーチを実施いただいた方の中で、生活者の方から特に反響があり協力的に活動してくださる方をココヘリのアンバサダー、通称「ココヘリフレンド」と呼んでいます。